移動販売やるなら「軽トラ」が最適だと思う4つの理由



移動販売の車両選び、いろんな車種が移動販売車として活躍していますが、その中でも私が一番おすすめする車種は「軽トラ」です。

 

実際に製作~販売を経験してきましたが、この車種にしておいて本当によかったと思っています。

 

そこで今日は、移動販売車の製作で軽トラをお勧めする理由4つと、改造するときに気を付けたいポイント2つについて順に解説していきたいと思います。

 

こちらもオススメ!
参照:軽トラで移動販売車を製作!8車種のスペックを比較してみた

 

 

軽トラックの改造をオススメする理由4つ

理由1:車両の維持費・メンテナンス費用が安い

車両の維持費・メンテナンス費用が安く済むというのは、この軽トラベースの一番の魅力です。

 

車両が大きくなればなるほど維持費やメンテナンス費用がかさみます。必要以上に大きな車を買うと経費がかさみ、あまりにももったいないです。

 

そういっておきながら私も当初はクイックデリバリーで製作しようと考えていたのですから、本当に恐ろしい話しです。

 

理由2:販売に十分なスペースを兼ね備えている

軽トラなので狭そうに思われるかもしれませんが、チャンスがあれば車屋さんに見学に行って中に立って見てください。

 

販売に十分なスペースがあることをご理解いただけると思います。私の販売しているクレープと夏場のドリンク販売程度でしたら、軽トラくらいの大きさで十分間に合います。

 

他のオーナーさんを見てみても、

・オムライス屋さん

・たこ焼き+揚げ物やさん(夫婦二人で車内で立って販売)

・珈琲屋さん

・ラスポテト+揚げ物やさん

・ラーメン屋さん

 

等のお店が、この軽トラ改造車をキッチンカーにしていらっしゃいますので、よほどのことがない限りこれ以上の大きさの車って必要ないのではないかと思います。

 

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但し営業許可を取得する際の保健所の基準は、地域によって様々です。

 

なかには、軽自動車での販売は一品目に限るという規定がある場合もあります。

参照:移動販売許可は、都道府県ごとの申請が必要です!

 

多品目を扱いたい場合、普通車でないと営業許可が下りないこともあるみたいです。

その場合は普通車タイプを選ばざるを得ません。このあたりの件については必ず開業前に各々保健所に確認をお願いします。

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理由3:短い動線で作業効率がアップする

 

これは最初から狙ったわけではなく、結果として思わぬところで売上げアップにつながったので私自身本当に驚いているところです。

 

移動販売車で販売するようになったある日、販売終了後に1時間あたりの販売個数を計算してみたですね。

 

すると2.5m四方のテントで販売していた時よりも、移動販売車で販売した時の方が1時間あたりの販売個数を10程度多く販売できるようになっていたのです。

 

平面のスペースが広いテント販売では物品を広げて配置してしまい、動き回らないといけない範囲も広がってしまったことから、無駄な動きに繋がっていたのだと思います。

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【移動販売では、物品を上手に配置することが求められます】

ですがこのタイプの販売車は物品をコンパクトに配置できるため、動き回るスペースも最小限になり、必然的に無駄な動作がをしなくなったというわけ^^

 

無駄な動きができない→調理スピードが早い→売上げアップ という、思いがけないメリットに恵まれたのもこの車のおかげです。

 

立ったまま待っていらっしゃるお客様への配慮という意味でも、作業効率の良さは大きなポイントとなりそうです。

理由4:パフォーマンスとして「魅せる」販売が可能

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立ったまま調理販売ができるこで、調理過程をパフォーマンスとして「魅せる」ことが可能となります。目の前で調理・販売されたものを販売するという、移動販売の最大の特徴をに活かさない手はありません。

 

販売する私たちにとっては当たり前の調理工程ですが、買う側のお客様からは手際よく商品が作られる過程をとても興味を持って楽しんでいらっしゃいます。

 

たとえ買ってくださらなくても、じっと眺めるお客様の人だかりができるだけで、店先には活気が生まれ、まさに「客が客を呼ぶ」の状態が作られていくのです。

 

単純に車両の価格だけで車選びをせず、自分の売りたい商材やその魅せ方という点まで念頭に置いた、失敗しない車選びをしたいものですね^^

 

軽トラをキッチンカーとして製作する際の注意点4つ

注意点1:走行中の風の抵抗を最小限にする工夫が必要

 

車に詳しい方でしたらすぐに予想が付くかもしれませんが、このタイプの移動販売車、めちゃめちゃ風の抵抗を受けます。

構造一つでこれほど支障が出るものなのかと、実際に乗ってみて始めて気付きました。その影響を一番受けやすいのはやっぱり、高速道路です。

 

普通に走っているだけでも車の正面にかなりの風圧がかかっているのを感じるほどなのですが、もっと大きいのが大型のバスやトラックによるもの。

 

真後ろを走行するときや、相手に追い越される際にはハンドルを取られそうななるくらい強く煽られます。

 

そして常に大きな抵抗を受けて走っているので、燃費も悪くなります。

【出典:MIYAZAKIボディ製作所

 ですのでこれから製作される方はせめて頭の部分を真四角ではなく、カーブのかかったデザインにされることをオススメします。

 

この部分が曲線になっているだけでも全然違うはずですから。

 

 

注意点2:キッチン部分を全て取り外しができる仕様がオススメ

私の移動販売車の場合、車検の度に天井部分を取り外す必要があります。

 

ですが同じ軽トラベースの移動販売車でもキッチン部分を丸ごと取り外せるものがあるんです。

 

形は同じなので、車検のことを考えるとこちらのタイプの方がメンテナンスの面で使い勝手がよさそうです。

 移動販売車

また万が一事故った場合や、二代目の車を製作する場合に、車を新調して載せ代えるだけで済みますのでその点でも利便性が高いはず!

 

キッチン部分を取り外せば普通の軽トラックとして活用できますね。

 

これから製作される方はその点も含めてご検討されるといいかもです♪

 

注意点3:作業効率アップのために「搬入口」を設けること

 

 

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【幅1360mm×高さ1200mmの搬入口】

 

搬入口として使用する扉をリア全面に設けることは、このタイプの車両でしたら絶対におススメの方法です。

 

普段の販売で使用する食材や販促物などの積み込み作業は結構な重労働です。その作業を小さな扉からしかできないとなると、効率の面でも体力的にも負担になってしまいます。

 

2年ごとの車検対策も忘れずに!

 

そして何より、車検の際にすべての荷物と調理台を車から降ろす作業が絶対に必要になることを忘れないでください。

車検の際に荷物を降ろさなくて済む移動販売車両は「特殊車両」として申請している車だけのハズ(←間違っていたらご指摘くださいm__m)

 

一般的な軽自動車・普通車・貨物車としての登録の移動販売車の車検は、車検のたびにこの作業がもれなく付いてきますので、その作業が効率よく行うためにも、是非とも大きな搬入口を確保しておきたいものですね。

 

注意点4:スムーズな行き来のため「出入り口」を設けること

 

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【幅540mm×高さ1200mmの出入口】

 

「移動販売」ですから、将来的にどんな場所で出店することになるかなんてわからないわけです。広々としたスペースで販売できることもあれば、本当に狭いスペースに車を置いての販売になることもあるでしょう。

 

そうなった場合に、出入り口が一つしかないというのは場合によっては凄く使いづらくなってしまうことがあるんです。

 

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そのような狭いスペースでの出入りには、やはりリアからの出入りじゃなくて側面の出入り口を使っての出入りが楽です。

 

リアの観音扉を空けてさっさと荷物の搬入・搬出をする。終わったらリアは閉め切ってしまい、あとの出入りは全て右側面の出入り口で行う。

 

小さなことかもしれませんが、こういった使い勝手の良さを考えることは仕事として継続し続ける上で意外と大事なポイントになるんです。

 

移動販売という体力勝負の仕事だからこそ、作業を少しでも楽に行える方法を考えておくのも忘れずに☆

 

ココが要点!

クイックデリバリー

TOYOTA クイックデリバリー  出典:Wikipedia】

以前イベントでご一緒したオーナーさんが、

「自分もこんな車(軽トラ)にしたらよかったな~。今の車は維持費がかかりすぎる。自分一人で販売するんならこれくらいの大きさで十分やったわ。」

と、私の軽トラを眺めながら、しみじみ仰る様子を目の当たりにしました。

 

その方の車両はトヨタのクイックデリバリー。この車、スペースは広いのですが車高も高いので、場所によっては車が駐車できない可能性も出てくるんですね。

 

大きければ大きい・・・というのも、決して間違いではありませんし、大量販売には大きな車も必要になるかもしれません。

 

車両のデザインの好みもあるかもしれませんし、男性は特に大きな車を好んで購入されるような気もします^^

 

・維持費が安い

・販売に十分なスペースを確保できる

・立ったまま販売でき、作業効率がアップする

・パフォーマンスとして魅せる販売が可能となる

 

の4つのポイントを踏まえて軽トラ改造をご検討いただき、車両選びの参考にしていただけたらと思います☆

参照:軽トラで移動販売車を製作!8車種のスペックを比較してみた