軽バンで移動販売車を製作!開業経験者に実際の使用感を聞いてみた。

 

移動販売車のベース車両を考える上で最も低コストな車両と言えば、「軽バン」!

 

ですがこの軽バン、仕事として移動販売で活用するには結構デメリットが多いのではないかと感じています。

 

個人的には、移動販売車両で私が一番おすすめしているのは軽トラなのです。

参照:4つのポイントで徹底解説!移動販売車の製作に「軽トラ」をおススメする理由

 

そこで実際の軽バンベースの移動販売はどんな感じなのか、移動販売を経験された方にQ&A方式でご回答いただきましたのでご紹介します。

 

Bullicafeさんのご紹介♪

Blli-Cafe

【Bulli Cafeさんフェイスブックページより】

今回ご協力いただいたのはクレープと珈琲の販売をされているBulli Cafeさん♪2016年2月、脱サラして開業されたそうです。

 

オシャレなカスタムカーで、大阪を中心に各地関西各地で販売されています☆

ホームページはこちら→http://www.bulli-cafe.com/

 

この記事を書いた当時は現役で営業されていたのですが、2018年一月現在の時点ではすでに車を売却され、廃業されているようです。

 

Q1:今の移動販売車(キッチンカー)の車両を選ばれた理由は何ですか?

 

回答】

車好きなので、見た目にいかにもキッチンカー的で商業用っぽいのは避けたかったからです。
もちろん本物のワーゲンバスが理想でしたが…初期投資とメンテナンスを考えるとリスクが高く断念しました。

 

 

やっぱり、こういう部分ってセンスなんですよね。。

私がお客さんだったとしても、「いかにも」な移動販売車とBulli Cafeさんの車、両方並んでたとしたら絶対にBulli Cafeさんから買います。

 

どういう想いで販売しているのか、どんな商品を売ってそうなのかなど、初めて買うお客さんにとっての大きな判断基準になりますので多少お金がかかってもオシャレな外観に整えることって私も凄く大事だと思っています☆

 

Q2.今の車両のメリットはどこですか?

 

回答】

・お客さまと目線が同じで「見下ろしてる感」がない。
・外国人受けが異常にいい。

・車検、洗車は通常の車と同じなので楽。
・キッチン部分は簡単に取り外しが可能ではずすとキャルルックカーとしての利用売却が可能

 

確かに・・・移動販売車の売却ってすごく安く買いたたかれるって聞いたことがあります。

 

多分私の車は用途が移動販売に限られてしまうので、売るとなると全然値段なんてつかないんでしょうね。

 

ワーゲン風にカスタマイズされた車は、やっぱりオシャレであることが大きな魅力のようです☆

 

Q3:今の車両のデメリットはどこですか?具体的におしえてください

 

回答】

・体への負担(足腰)が大きい。
・狭い

軽ワゴンの座るタイプのオペレーションは立つタイプに比べてデメリットが多いです。開業前に(乾の)ブログに出会っていれば選択が変わったかもしれません。唯一のメリットは車好きのお客さまが外観に興味を持って立ち寄って頂ける事が多い事かと思います。

 

やはり、軽バンで座って販売するタイプの車はどうしても狭くなってしまうんですね。

 

低コストで開業できるということ以外に、その後の使い勝手や販売の実情を踏まえたうえでの車両選択が必要なようですね。

 

Q4:一時間当たりどれくらいクレープの調理が可能か、教えてください

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回答】

開業3ヶ月…今のレベルではMAX40個です。一昨日初のアルバイトさんの採用が決まったので、2名体勢で次のイベントではMAX60を目標に準備中です。

個数よりも資材の積込のキャパで頭打ちです。

 

一時間で40個の販売は、私の想像よりも多い数だったのでやりようによっては軽バンでもスピーディーな調理が可能なのだということが分かりました(あくまでクレープの話。)

 

「資材の積込のキャパで頭打ち・・・」という部分についてですが、これはどういうことかと言いますと、例えば一日で300食のクレープの販売が見込めるイベント出店が決まったとします。

 

1時間当たり60個調理できたとしたら、約5時間で300個を完売できて大きな売上となります。

 

ですがその300食の調理に必要になる食材や資材を全て軽バンに積み込もうとすると、スペースが狭すぎて積み込めない。

 

つまり売れる見込みがあるのに、車のスペースが狭いことが原因で食材が積めず、売上に頭打ちが来る(=一定以上を超える売り上げは見込めない)という話です。

 

300食というのは例えですので、実際に積み込める量がどのくらいなのかは商材によっても違ってくると思います。

 

ですが軽バンタイプの車では、こういうことがしょっちゅう起こってくるはずです。売るための食材以外にも、包装資材や看板などの販促物も積まなくてはなりません。

 

また軽バンの場合だと、2人目のスタッフは車の外に立っての販売となります。販売車内に二人は乗れないのです。

 

この点でも私がこのタイプの車をお勧めしない理由となります。

 

Q5:初期費用として用意された予算は全て自己資金ですか?差し支えなければその金額も教えてください。

回答】

約250万(車両等)+50万(運転資金)、自己資金(前職の退職金等)です。今思えば…現金を手元に残して借り入れた方が良かったかと思っています。

 

やはり、そのくらい必要になってきますよね。。私も全て自己資金で用意していて、350万円くらいはかかっていると思います。

 

借り入れについては私は経験がないので良く分からないのですが、ある程度しっかりとした事業計画を立てないといけなくなってきますので、それは覚悟しておいた方がよさそうです。

参照:安心できる借入れ先はこの3つ!個人事業主が融資を受ける方法とは?

何にせよ、開業資金はたくさんあるに越したことはありませんね。

 

最後に

 

移動販売では初期費用を抑えるため、多くの方が軽バンをベースに移動販売車を作られる場合が多いです。

 

ですが開業資金が安く抑えられる代わりにデメリットもちらほら。。

 

別のところで伺った話では、常に座った状態で調理しないといけないので、腕や肩は常にパンパン。腰やひざにも負担がかかって、長時間の販売はかなりきついと仰っていました。

 

どんな車で製作してもきっとメリットデメリットは出てきますが、キッチン部分の狭さはこのタイプの車の一番のデメリットなのではないかと思います。

 

今回の貴重な経験談、是非参考にしてください☆