キッチンカー・移動販売の試食見学会

移動販売の許可と資格

【ポイントは6つ】営業許可取得の施設基準|調理場・設備に必要なものとは?

飲食店や、お菓子工房、カフェなど、あらゆる飲食業開業に必要な調理施設の営業許可。

移動販売では、「仕込み場所」として営業許可のある調理施設での仕込みが義務付けられる場合もありますね。

この許可を取得するためには、保健所で定められた6つの基準を満たす必要があります↓。

  1. 建物の作り・構造・面積
  2. 床の材質
  3. 壁・窓の材質、設置の高さ
  4. 器具の洗浄設備・手洗い設備
  5. 給湯設備
  6. 冷蔵・冷凍設備、ゴミ箱、保管庫

この記事ではこれら6つの基準について、ひとつづつ解説したいと思います。

YUKO所長
YUKO所長
ここで解説する内容は、「店舗やお菓子工房などの施設」の営業許可基準です。移動販売で必要な営業許可は、別途ご紹介します。

①建物の作り・構造・面積

  1. 清潔な場所で、丈夫な建物であること。
  2. 目的に応じた広さがあること。
  3. 自宅の一部を改造する場合は、施設と住居スペースは壁や扉などで仕切られていること。

施設の大きさは決まっていません。明らかに無理のある広さ・構造でない限りクリアできると思います。

ただし自宅の一部を改造して許可施設を作る場合、住居スペースから壁や扉などで仕切られていることが必要です。

そもそも自宅のキッチンと商売用の調理設備は、共用することができません。

明確に分ける必要があり、キッチンと許可施設でそれぞれ諸売り場が必要になりますので注意しましょう。

②床の材質

調理場は「流水で洗浄できる素材で作られている事」が必要です。

営業許可を取得するためには、水を流して洗浄できる素材で作られている事が必要ですので、フローリングや木材の床は許可されません。

タイル貼り、コンクリート、CFシートなど耐水性のある素材を施しましょう。

CFシートのサンプルを貼っておきます↑。

フローリングマットのようなものですが、これさえも許可されない場合もあるかもしれません。保健所に要確認です。

③壁・窓の材質、設置の高さ

床から1mほどの高さまでは、タイル張りやコンクリートなどの素材を施す事が必要。

床と同様、壁も耐水性のある素材でなければなりません。

ただし床から1mの高さまででOK。

流水洗浄ができ、清潔を保てる素材でないと許可されないということでしょう。




④洗浄用シンク2箇所

野菜や調理器具を洗浄するための設備としてシンクは2か所必要です。

洗浄用設備としてシンク最低2つ必要です。

ただし2台のシンクを置くのは大変なので、ほとんどの飲食店では2槽式シンクを設置されています。

2か所必要な理由としては、1か所が食器や野菜の洗浄用。

もう1ヶ所が熱湯消毒用なんだとか・・・。

⑤手洗い専用シンク1か所

手洗い専用に使用する手洗い場が必要です。

先にご紹介した2か所のシンクとは別に、調理施設内に手洗い専用の洗い場を設ける必要があります。

ですので水道の蛇口は合計3か所必要になるはずです。

この手洗い場は調理施設内に設置しなければいけないので、自宅の洗面所などほかの場所では許可されません。

⑥給湯設備

また蛇口から熱湯が出せる設備が1か所必要です。

お湯が出ない場合は別途給湯器の取り付けが必要となりますが、水とお湯の切り替えができる家庭で使われるような蛇口があれば、そこから出るお湯でも大丈夫とのことでした。

以上が許可に必要な施設の基準6項目ですが、この項目の基準は日本全国共通なわけではありません。

一般的な基準としてご紹介しましたが、申請する保健所によってはもっと基準が緩かったり、逆に厳しかったりすることもあります。

計画の段階で早めに保健所に相談するようにしましょう。